インフレーションフィルム成形機は一般に、押出機の先端にリングダイス(またはクロスヘッドダイ)
と呼ばれる環状のリップを持つ金型を設置し、チューブ状に材料を押し出して連続的に成形しています。
リングダイス中央には空気孔が設置されており、ここから圧搾空気を吹き込んでチューブを2~3倍程度に
膨張させ、ピンチロールと呼ばれるローラーで引っ張りながら冷却してフィルムを巻き取ります。
ダイスの径および送り込む空気の圧力を調整することでフィルムの幅を、
材料の吐出量とピンチロールの引っ張り速度を調整することでフィルムの厚みを変更することができます。

・LDPE-インフレーションフィルム成形機   
・重袋用インフレーションフィルム成形機 
・HDPE-インフレーションフィルム成形機